女王様のシネマの館

11月に見たもの
9月末から、つまり後期から愛知淑徳大学という学校に聴講生として週一日通っています。
「現代の芸術」という講座を2つ。両方とも映画についての授業です。11月分は授業で見たものも多いです。

「マルタの鷹」監督 ジョン・ヒューストン
         出演 ハンフリー・ボガート    
6.2カラット
「ハードボイルド」の傑作、ハンフリー・ボガードの出世作など、映画史上で重要な作品。
殆どが部屋の中という場面設定ながら、人物描写と緊張感はなかなか見せる。
ハンフリー・ボガードの渋い魅力が全開。決してハンサムじゃないのにやっぱりかっこいいよねぇ。 この作品の前までは彼は悪役ばかりだったそう。
この後カサブランカなどに出て「かっこいい」イメージが定着した感じ。しかも「ちょっと影のある感じ」がいいのだ。
最後のなかなか意表をつく結末も○。ただ最後まで見ても謎は解けるけど彼の気持ち(ヒロインへの愛は本当はどうなの?とか本当に悪と取引しようとしたの?)とかその辺はポーカーフェイスに隠されて読み取れない。


カラット

カラット

カラット


カラット


カラット


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